第4回「木場製材奨励賞」研究・実験結果報告書の公開について
当組合では、2020年に「木場製材奨励賞」を新設し、大学生・大学院生などの若手研究者による実証試験などの研究支援を実施しております。
各種研究活動には一般的に公的資金を活用するケースが多いのですが、審査に時間を要し申請書類、試験体等を取りそろえるのに時間が掛かるなど、使いにくさも指摘されていました。
そこで当組合では、木材業界の活性化に資するべく、若手研究者によるダイナミックな研究の成果を期待し、小口で使いやすい研究資金を整備することを目的に理事会において「木場製材奨励賞」新設を承認し、研究助成金による研究・実験結果や知見は組合員へ提供し、当組合のホームページに公開していくことといたしました。
この度、第4回「木場製材奨励賞」研究・実験結果報告書がまとまりましたので、ホームページに公開いたします。
組合員の皆様の事業にお役立て頂けましたら幸いです。
| No. | 申請者名 | 所属大学・研究室 | 研究課題名 | 指導教員 | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 海瀬 啓 | 東京大学大学院 農学生命科学研究科 木質材料学研究室 | 嵌合接合部の評価式の精度向上に関する検討 | 青木 謙治 | 
| 2 | 高橋 彰 | 東京大学 大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 木質材料学研究室 | 木造の賃貸住宅の高断熱化意義と普及の仕組みの検討 | 青木 謙治 | 
| 3 | 山田 達彦 | 東京大学 農学生命科学研究科 生物材料学専攻 木質材料学研究室 | 高密度MDFを用いた新たな接合要素の開発 | 青木 謙治 | 
| 4 | 江田くぬぎ | 東京電機大学 建築構造研究室 | 支圧型シアキーを用いた高剛性重ね梁の直交異方性を考慮した三次元解析モデルの構築 | 河原 大 | 
| 5 | 陳 九璋 | 東京大学大学院 農学生命科学研究科 木質材料学研究室 | 経年変化による欠損材を用いた柱・貫仕口部のモーメント抵抗性能に関する研究 | 青木 謙治 | 
| 6 | 荒井空良人 | 東京都市大学 落合研究室 | 構造用MDFを用いた幅狭耐力壁の開発研究 | 落合 陽 | 
| 7 | 林 茉美子 | 東京大学 大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 木質材料学研究室 | 木鋼複合材の温湿度変化に対する挙動に関する研究 | 青木 謙治 | 
| 8 | 森 桜士 | 東京大学 大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 木質材料学研究室 | 斜めビス接合を用いた高耐力・高剛性のモーメント抵抗接合の開発・研究 | 青木 謙治 | 
| 9 | 三樹 昌和 | 東京都市大学 落合研究室 | 木質構造ビスを用いたドリフトピン接合部の割裂補強に関する研究 | 落合 陽 | 
| 10 | 佐藤 佑哉 井上 心佑 | 東京都市大学 落合研究室 | 木質パビリオンの制作と構造性能の検証 | 落合 陽 | 
| 11 | 金柿 大祐 | 千葉大学大学院 平島・戸塚研究室 | ねじ補強した集成材梁におけるねじの座屈に関する実験および解析的研究 | 戸塚真里奈 | 
| 12 | 齋藤 陽 | 信州大学大学院総合理工学研究科農学専攻・木材利用学研究室 | 針広複合集成材の強度推定モデルの作成 | 末定 拓時 | 
| 13 | 岩垂 昂斗 | 信州大学 木材利用学研究室 | 広葉樹材の乾燥方法の違いが強度性能に及ぼす影響の把握 | 末定 拓時 | 
| 14 | 鈴木みなみ | 千葉大学工学部 戸塚研究室 | 引きボルト式接合部の割裂破壊に関する研究 | 戸塚真里奈 | 
| 15 | 山本 涼真 森 文希 中西 大樹 小林 翔 | 芝浦工業大学 建築学部建築学科 プロジェクトデザイン研究室 | 近代庁舎建築の中大規模木造再設計 | 山代 悟 | 
| 16 | 矢野 紗羽 | 芝浦工業大学大学院 古賀純子研究室 | 塗装等による木材保護効果の検討 | 古賀 純子 | 
| 17 | 妹尾 柊兵 | 日本工業大学 木質構造研究室 | 木材の摩擦係数に関する研究 ~表面の摩耗状態による影響の分析~ | 那須 秀行 | 
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